株って何?
よく「株を買った」「株で儲けた」「株で損した」などと耳にしますが、このよく聞く「株」って何なんでしょうか?株券ってなに?初心者向けの株式投資基礎講座第一回目は、そもそも『株』って何なの?株を買う(持つ)ということはどういうことなの?ということについてお話したいと思います。それでは勉強をはじめましょう。
『企業(株式会社)が資金を調達するために発行する有価証券のこと』
ということになるのですが、難しくてよく分からないですね。
企業は事業を行うにあたり多くのお金が必要です。お金が必要なときにどうしますか?
代表的なものとしてまず考え付くのが「銀行などでお金を借りる」というとだと思います。この考え方は一般の人でもよく使っている方法なのでパッと思いつく人も多いと思います。
ほかにも企業が「私にお金を貸してくれませんか?貸してくれた方には借用証書(債券)をお渡ししますので」というものがあります。これが『社債』と呼ばれるものです。
上の2つはあくまで『借金』なので期日までに利息を付けて返済しなければいけません。広くいろいろな人からお金を集めてしかもそれを返済しなくてよいという夢のようなことが株式会社にはできます。それが株式というものです。
資金を出資してもらいその分の株券をわたします。これは出資という形なので返済する必要がありません。この株券のことがよく耳にする『株』というものです。株の取引というのはこの株券を売り買いするものだと思ってください。
株券の持ち主のことを『株主』といい、その株主はその持分だけ会社を所有していることになります。
たとえば、資本金1000万円の株式会社の株をあなたが100万円分持っているとすると、あなたはその会社の持分は1/10となります。とりあえずはこんなイメージで良いかと思います。
株式会社の株主の地位や権利をあらわす有価証券=株券
ということはご理解いただけたのではないかと思います。
それでは次は株主の権利とは何か?について見てみようと思います。
株主は主に次の権利を有するといわれています。
☆会社の経営参加権
株式会社の最高意志決定機関は株主総会です。株主は保有している株式数に比例する経営決定権限を有します。
☆ 利益配当請求権
会社の所有者は出資者である株主です。だから会社の利益は株主のものであると考えられます。会社の利益の一部を『配当』として受け取ることのできる権利を有します。
☆残余財産分配請求権
会社が解散をした場合、株主は株式数に応じて、解散処理後に残った会社の資産をもらうことができます。
以上の3つの権利ですが、通常の人が気にしているのは『配当』くらいかも知れません。でも、株の基礎として頭の隅に入れておきましょう。
株の売買というのは、上記の権利などを(形にした株券を)売買しているといえます。こういった見方も株式投資を考える際、役に立つこともあります。
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